岩盤工学部門委員会の概要

資源・素材学会岩盤工学部門委員会は,地下開発工学や岩盤構造物などの岩盤工学に関する調査研究や情報交換,岩の力学連合会活動の支援,さらに成果の社会への還元を図ることを目的として昭和63年に発足しました.会員数は100名(令和6年3月現在)で,ワークショップ,講演会の主催、研究発表会の開催、学会誌特集号編纂などの活動を行っています.

岩盤工学部門委員会WEBサイト:https://www.mmij.or.jp/com-gnbn/

主な活動内容

部門委員会定期総会の開催

毎年春(3月上旬頃)と秋(9月中旬頃)に開催される学会会期中に定期総会を開催しています.

講演会の主催,共催等

毎年春と秋に開催される学会において,岩盤工学部門員会主催の研究発表講演会を開催しています.これは,その時々のホットなトピックスに関するテーマを設定して,それに関連する講演発表というスタイルのもで,本学会では企画発表という位置づけになっています. 西日本岩盤工学シンポジウム,国際シンポジウム等の共催や支援活動を行っています.

学会誌「Journal of MMIJ」岩盤工学特集号の企画

不定期ですが,学会誌「Journal of MMIJ」で岩盤工学特集号を企画,編集しています.前回の特集号は令和6年(Vol.140, No.6)に発行されています.

出版

資源・素材学会露天採掘部門委員会との共同事業として「残壁ハンドブック」を2005年3月に出版しました。

その他

本部門委員会には,岩盤斜面工学小委員会が設置されており,露天採掘鉱山における岩盤工学的諸問題に対する研究の推進、技術的支援を目的とした活動を行っています.斜面設計・残壁管理・掘削技術,最近頻発している岩盤斜面災害などの重要な課題に関して委員相互の研究協力と情報交換が行われています。平成8年から毎年現地検討会も開催しており,平成16年度は初の海外進出ということで,韓国のLafarge Halla Cementで意見交換等を行ってきました.この小委員会は,岩盤斜面工学に関心・興味ある方であればどなたでも入会できます.