「論文賞」「技術賞」「フロンティア賞」
岩の力学連合会では、会員の表彰制度として、「論文賞」、「技術賞」、「フロンティア賞」の3つを設けております。原則として、毎年、論文賞は2件以内、技術賞は2件以内、フロンティア賞は1件を別掲の募集要領に基づき募集しております。この表彰制度は、「岩の力学」に関連した技術の進展に著しい貢献をした、優れた業績を表彰することにより、その成果をたたえるとともに会員の意識の高揚をはかることによって、「岩の力学」分野の活性化と若手研究者・技術者の育成および会員増強を目的にしています。会員や関連分野の方々、特に、若手の皆様の積極的な応募を期待しております。
受賞の対象
論文賞
2022年10月から2024年9月までの2年間、国内外で発行された学協会誌やシンポジウム等で公表された岩の力学関係の論文を対象とし、岩の力学もしくは岩盤工学の進歩に著しい貢献をしたと認められる岩の力学連合会の正会員、学生会員の作成した論文を対象とします。ただし、上記の募集対象期間から遡って過去一年間(2021年10月から2022年9月)の間に、公表された対象論文と関連した論文も対象論文と合わせて受賞の対象となります。
◯ 論文賞受賞者一覧
技術賞
調査・計画・設計・施工・開発・防災・維持管理・環境保全等で、岩盤技術の進展に顕著な貢献をしたもの、または、優れた特色を有する画期的な業績であると認められるもので、賛助会員、正会員、学生会員が直接関与したものが対象となります。なお,岩の力学連合会は本技術賞受賞者を当該事業年度に募集されるISRMのJohn Hudson Rock Engineering Awardに推薦します。
◯ 技術賞賞受賞者一覧
フロンティア賞
岩の力学に関連する新しい分野、学際分野で岩の力学の新境地を開いた業績(論文、装置、システム、ソフトウェア等)、もしくは新しい分野に対して果敢に挑戦した萌芽的業績と認められるもので、賛助会員、正会員、学生会員が直接関与したものが対象となります。
◯ フロンティア賞受賞者一覧
受賞対象者
・論文賞・・・岩の力学連合会の正会員、学生会員
・技術賞・・・岩の力学連合会の賛助会員、正会員、学生会員
・フロンティア賞・・・岩の力学連合会の賛助会員、正会員、学生会員
※連名者が非会員の場合、その方は授賞対象となりませんのでご注意下さい。ただし、技術賞およびフロンティア賞では、筆頭応募者が賛助会員の場合、共同応募の法人等は賛助会員でなくても結構です。
応募手続きおよび推薦書
応募者は別に定める様式による推薦書と,論文および参考論文等をpdfでメール提出して下さい。
応募者は、個人の場合は岩の力学連合会正会員(申請中を含む)、団体の場合は賛助会員(申請中を含む)であることが必要です。応募時点で非会員の方は「入会申請」をお願いします。なお、他薦、自薦は問いません。
各賞 | 推薦書 |
論文賞 | 候補推薦書(PDF,Word) |
技術賞 | 候補推薦書(PDF,Word) |
フロンティア賞 | 候補推薦書(PDF,Word) |
選考方法
岩の力学連合会賞選考委員会で行います。なお、選考上必要のあるときは、さらに関係資料の提出を求めることがあります。次の事項について重点を置き、選考を行います。
・論文賞:独創性、独自性或いは先駆性
・技術賞:汎用性、発展性、応用性或いは他への影響度
・フロンティア賞:開拓姓、新規性、独創性、発展性
内容説明会
技術賞およびフロンティア賞に関しては、書類審査の後、候補関係者出席の内容説明会で説明を行って頂きます。(2025年2月下旬を予定)。実施方法については別途通知いたします。
表彰
社員総会において表彰を行います。受賞者には、賞状、楯を授与します。
表彰内容の開示
各賞の受賞者は、表彰された社員総会において講演発表を行っていただきます。また、電子ジャーナルにSummayを投稿していただきます。
推薦締切日
2025年1月6日(月)必着
問合せ先・提出先
(一社) 資源・素材学会内 岩の力学連合会賞選考委員会
e-mail:jsrm-office☆rocknet-japan.org(メールアドレスの“☆”マークを“@”マークに変えて送信してください。)
「博士論文賞」
岩の力学連合会では、岩の力学もしくは岩盤工学の分野における国際的に通用する優れた若手研究者の研究成果を評価し奨励することを目的として、「博士論文賞」を設けております。応募資格や応募方法などの詳細については、博士論文賞のページをご参照ください。